【剣盾S8ダブル】雨エルルオン
雨の日が続きましたね、みなさま平穏な日々を過ごせていますでしょうか。私は雨は嫌いですが雨構築は大好きです。今回はシーズン8でマスターランク到達までとその後数戦使用した、前から使いたかったコバルオンを採用した雨構築を紹介します。
組んだ経緯はコバルオンかっこいい!使いたい!です。深い感情や内部事情はまったく絡んでおりません。
戦績は30勝7敗とそこそこよかったです。苦手な晴れ構築がかなり増えてきたので公開。
個別解説
コバルオン
陽気 198-110-149-X-93-176
本構築の要であり、ゲーフリが産み落としたバケモン。選出率及びダイマックス率は99.999%!
持ち前の耐久を伸ばすため、持ち物はとつげきチョッキにしました。めちゃくちゃ硬いです。
わざはタイプ一致命中安定のアイアンヘッド&インファイト、ダイジェットのベースとなるとびはねると、呼びやすい炎タイプを牽制するストーンエッジに。
めちゃくちゃ硬いしかなり使いやすいですが、急所には要注意(3敗)
エルフーン
臆病 135-X-105-129-96-184
コバルオンにふくろだたきを決め込むヒツジさん。強すぎて選出しない回はありませんでした。
不慮の事故でお亡くなられないように持ち物はきあいのタスキにしました。
せいぎのこころ発動トリガーのふくろだたきに加え、おいかぜとミストフィールドで味方をサポート!最後の枠はもしものためのムーンフォースに。
ミストフィールドの枠は最初しんぴのまもりでしたが、ゴリラスライダーやワイドフォースがあまりにも多かったので、ミストフィールドのほうが有効な場面が多く使い勝手もこっちのほうがよく感じました。
キングドラ
控えめ 180-X-116-161-116-107
本構築における第2のアタッカー、コバルオンで倒しきれなかった連中をすいすいお掃除!Sはすいすい時に最速ドラパルト+1です。
素の火力が少し低いので、それを補強するいのちのたまを持たせました。
わざはだくりゅう、りゅうせいぐん、ぼうふう、まもる。シンプルですね。
ダイマックスの登場により、歴代環境でのキングドラより耐久が薄く感じる場面がそうとう多かったです、半減でもかなりのHP持っていかれたりしました。
ぺリッパー
控えめ 159-X-120-161-99-85
本構築の雨担当、最近は某カエルとの枠争いが激しいようですが私はぺリッパー。(カエルの厳選ができてないだけ)
雨が続くかぎり有利な盤面であることが多いと感じたので持ち物はしめったいわ。
わざはねっとう、ぼうふう、おいかぜ、まもる。どこかで拾ってきたようななんの捻りもない構成です。かなり過去に育てた個体のため耐久調整先も忘れてしまいました…。
ニョロトノとの差ですが、私は雨役にもおいかぜあってヨカッター!の場面があったのでどっちが正解とは言い切れないです。一長一短です。
立ち回り
・基本はエルフーン+コバルオン
ダイマックスを切ったコバルオンにふくろだたきを決め、コバルオンの特性せいぎのこころが発動しA4段階↑!ダイスチルと合わせて要塞にするもよし、ダイジェットと合わせて加速させるのもよし。3ターンでA5↑B2↑+おいかぜなどの盤面が容易に作れ、上手くいけばそれだけで相手を壊滅させることも可能!
・対このゆびとまれ
このゆびとまれを持つトゲキッスやイエッサンは超高確率でふくろだたきを吸い寄せようとしてきます。同時に出てくる枠にもよりますが、ズルズキンのねこだまし+キュウコンのふぶきや、ぺリッパーのぼうふう+キングドラのだくりゅうなど、相手の動きを妨害しながら範囲わざを当てられると場を制圧しやすくなります。
また、エルフーンのおいかぜ+コバルオンのダイスチルですばやさと耐久を上げながら攻撃することも可能ですが、トゲキッスはリリバのみを持っていることが多く、A無上昇のコバルオンでは確定3発に持ち込まれてしまい相手の思うつぼになってしまうので注意。
・対エルテラ、エルコバ
スムーズな戦いをするためにも相手のエルフーンを迅速な始末する必要があり、ズルズキンのねこだまし+コバルオンのダイスチルをエルフーンに集中させなければなりません。が、幸いエルフーン+コバルオンやエルフーン+テラキオンの並びで出してきてくれた場合、ズルズキンの威嚇が活きこっちのコバルオンは易々とは倒されないので、有利な盤面を築くことができるはずです。裏の2体は相手に合わせて柔軟に選出します。
・対天候構築
雨や晴れにはキュウコンが、砂にはズルズキンがよく刺さりますが、どちらも先発で出してしまうと不利な盤面に陥りやすいポケモンとなっています。
というのも、キュウコンは天候変化ポケモンの中ではすばやさが高すぎるため、特性が相手より先に発動してしまい天候争奪に敗けてしまいます。ズルズキンは裏からのバンギラスに威嚇を入れることができず、読み外すと一気に畳み掛けられてしまいます。
この構築の場合は相手がどの天候構築であっても先発はエルフーン+コバルオンを選択し、対策は裏に仕込むことで真価を発揮できると思います。
実際に使ってみて
構築当初はコバルオンに対する知識がみんなまったくと言っていいほど無く、なめて出てくるエースバーンやリザードンが多かったように思います。最近になって有名な配信者さんたちがコバルオンを紹介していたらしく、それに伴ってだんだん通りが悪くなっていくのかなと思ってはいますが今のところは半々です。
あとコバルオンめちゃくちゃ耐久高いです、それ耐えるの!?って相手がビックリしてそうな盤面何度もあったし私も一緒にビックリしてました。急所は勝負を左右します。
弱点としてはまずはこのゆびとまれでしょうか。コバルオンの努力値をかなり耐久に寄せているため、ふくろだたきが決まらないとなかなか威力が出ず、そのまま大惨事となってしまうことが何度もありました。コンボ構築の性と言ったところですね。隣が物理アタッカーならダイスチルのB↑によってなんとかなったりならなかったりしますが、特殊アタッカーだとそんなに長くターンをもらえずやられてしまったりとか。難しいところです。
あとは晴れ構築にそこそこ弱いです、天候の奪い合いやタイプ相性などあらゆる点で有利な盤面を取られてしまいます。選出によってなんとかなったりならなかったりしますが、初手の対面をミスしてしまうとそのままズルズルいかれます。現実は厳しい。
雨構築にアローラキュウコン入れるは相性悪いんじゃないのかとか、もっとすばやさに努力値振ったほうがいいんじゃないかとか、その辺りの話についてはまたいつか話せたらなと思います。シーズン切り替わりの日が近いですが、レンタルコードも載せておりますので興味があれば一度使ってみてください。ではまたいつか。
7月からの天候構築~雨構築編~【剣盾ダブル】
来シーズンからの天候構築について、ヨロイ島図鑑からの追加組から私が今気になっているポケモンを何匹か、私の備忘録を兼ねて考察します。
ヨロイ島追加組唯一の天候操作ポケモン。同じあめふらしのぺリッパーと比べて特殊耐久が高い、また雨構築最大の弱点であるフリーズドライが4倍になりません。
サポート面ではおいかぜワイドガードなどの味方支援わざを覚えない代わりに、さいみんじゅつやアンコールといった相手への妨害わざを多く取得する。
HP種族値が90あるためぺリッパーより長生きはしやすく、れいとうビームやねっとうなどの状態異常系のわざの試行回数を稼ぎやすいのもポイント。
特性のすいすいを持っているポケモンの中で最も耐性に優れたポケモンであり、弱点がフェアリーとドラゴンだけなのに対しメジャータイプのみずとほのおを4分の1に抑える強タイプ。ただし雨構築キラーのフリーズドライは4倍のダメージを受けるので注意。
こうげき、とくこう種族値はともに95とすいすい持ちのポケモンの中では高水準(?)。また汎用性の高いダイマックスわざであるダイドラグーン、ダイジェット、ダイスチルを難なく組み込める(それぞれりゅうせいぐん・ぼうふう・ラスターカノン)。
耐久面も物理特殊ともに75-95とバランスのいい種族値となっており、等倍わざなら軽く耐えそうに思う。(計算不足)
また補正なし命の珠C252キングドラで、195-96ドラパルトがりゅうのはどうでちょうど確定1発(100.0%~)なため、ひかえめにする場合はS実数値を最低107以上に調整しよう。
一見雨構築と相性の悪そうなタイプだが、バンギラス+ドリュウズの並びに強い特性いかく持ちでじめんタイプなうえ、ぺリッパーを後だしすることにより、じしんで味方の被弾を避けながら先手を取り2体ともに致命傷を与えることができる。悪タイプの混合なので流行りのワイドフォースもシャットダウン!シャンデラに次ぐ私の推しポケモンです。
雨で採用する場合、バンギラスドリュウズにぶつけるためにも努力値はAS極振りになるため耐久は薄くなる。いかくで補いきれない部分は諦めるしかなく、スイッチ構築にする場合はズルズキンのほうが役割遂行には向いている。
S種族値がそこそこ高く初手で行動しやすいのは利点。また、行動できればできるほど強いので、雨構築において他のポケモンに持たせにくいこだわりハチマキやこだわりスカーフと相性がいい。
続きはまた元気のあるときに。
【ポケモン剣盾ダブル】日本一決定戦瞬間60位、ズルズキン入り晴れブリムオン
みなさま日本一決定戦予選お疲れ様でした。私は今回は暑さにやられてしまい15戦でドロップアウトというかたちになってしまいましたが、勝率8割で瞬間60位を記録した構築を紹介します。ズルズキン入り晴れブリムオンです。
・構築までの経緯
私は普段雨を主軸にしたパーティを使ってるんですね。ある日、いつものようにランクバトルに潜っていたんですよ。マッチングした相手は晴れ構築の使い手でした。基本的に晴れには強く出れる構築のつもりだったのですが…
「フシギバナ、強くね?」
初見のようりょくそフシギバナにボコボコにされました。これ今の構築じゃ勝つの無理じゃね?と。
そして私は対策を考えるときはまず自分で握ってみて弱点を実感するタイプなので、それ込みで初めて晴れ構築に着手することにしました。
フシギバナとキュウコンが完成した頃、ちょうどDLC第1弾の鎧の孤島がリリースされました。友人もダブルに復帰し、さっそくフレ戦をと言うことで戦ったんですよ。
「イエッサン、強くね?」
初見のイエッサンのワイドフォース(以下ワイフォ)に自慢の雨構築が半壊させられました、それはもう盛大に。
これはまずいなと、今のままでは勝てないなと。さっそく私もイエッサンを作りました。
イエッサンを作って使ってみて感じたことは、イエッサンが強いと言うよりはワイフォが強いと言うこと。そしてこのわざは日本一決定戦で大流行するだろうなということでした。ワイフォを最大限に利用できるポケモン…そう考えたときに、私はこのわざを習得できる中で一番とくこうの種族値が高いブリムオンに着目しました。後にも書きますが、この思いつきは環境的に大正解でした。
ブリムオンを活かすためトリックルーム(以下トリル)を使用した構築、S1で流行ったイエッサン+ブリムオン(以下イエブリ)の構築に自分の慣れ親しんだ天候変化のギミックを織り混ぜ、今シーズン風にアレンジすることにしました。
まずは天候構築の中で最も対策方法がわからなかったフシギバナを採用し、晴れ始動役はトリルと相性のいいコータスに変更しました。これにより、トリル発動下ではコータスが、それ以外の盤面ではフシギバナがそれぞれ暴れ散らす動きができるようになりました。
残りの2枠について、私のよく使うもう一つのギミックである威嚇を入れようと考えました。この枠はワイフォの通りが悪い相手に対して選出したい枠でもあるので、エスパー無効の悪タイプに強いポケモンが望ましく、もっと欲を張ると相手のワイフォ持ちにも強く出れるポケモンが欲しかったのです。そんな都合のいいポケモンが…
呼んだ?
5枠目が決まりました。残りの1枠は悩みに悩んだのですが、持ち前のゴーストタイプとおにびにより流行りのエースバーンに強く出ることができ、トリル始動要員にもなってくれるサマヨールにしました。
・個別解説
・ブリムオン(キョダイ個体)
冷静 164-X-115-188-124-34
イエブリ構築の大暴れ担当、選出率は99%!イエッサンのサポートの下で華麗にトリルを決め、ダイサイコとキョダイテンバツで場を掻き乱す狂戦士。ダイマックス率8割。
フレ戦で試し撃ちしたところワイフォの威力に物足りなさを感じてしまったので、持ち物はまがったスプーン。
わざはワイドフォース、マジカルシャイン、トリックルーム、残り1枠はトリル終了時に後発のフシギバナに繋ぐダイバーンを想定しマジカルフレイムに。
今どきブリムオンはどうなんだと大会直前に不安になっていましたが、蓋を開けるとほとんどのトレーナーがワイフォを警戒して悪タイプを採用していたため、キョダイテンバツが面白いくらい通る。トリル発動に成功したらそのまま暴れてゲームエンドまでみたいな回が何度もあり、自身のワイフォも申し分のない威力でした。好き。
・イエッサン(♀)
臆病 146-X-85-147-125-150
イエブリ構築の注目の的担当、選出率は9割。ブリムオンに悪い虫が寄り付かないように人差し指で援護するぞ!隠し持ったワイフォにも注目だ!トリル未発動での戦いも想定して性格は臆病に。でもほとんど意味なかったので冷静HCでもいいかも。
身体も耐久もふわふわなため、持ち物はきあいのタスキに。ダブルは1ターンに2回攻撃が飛んでくるからね。
わざはこのゆびとまれ、てだすけ、しんぴのまもりと仕込み刀のワイドフォースにしたが、基本的にはこのゆびとてだすけしか使わないまま沈む。
特性によってサイコフィールドをすぐ発動できるため、先制わざを持ったエースバーンを牽制したり隣のブリムオンの火力を底上げしたりと大奮闘。このゆびの支援力もすごい。この構築の母親的存在。
・コータス
冷静 177-X-161-150-90-22
本構築の晴れ担当、選出率は8割弱。天候を奪うお仕事と、ふんかで相手の場を乱すお仕事を受け持っているぞ。
持ち物はこだわりメガネ、正直威力が過剰だったのでたつじんのおびとか別のものでよかったかもしれない。
わざはふんか、後出しでHPが減っているとき想定のねっぷう、バンギラス+ドリュウズの並びやストリンダーに強いだいちのちから、みずタイプを牽制するソーラービーム。
ブリムオンの魔の手から逃れたポケモンを殲滅するために採用された第二の刺客。晴れ下でのメガネふんかは圧巻だが、効く相手には効きすぎるし効かない相手には少しも効かない、加減のできない不器用な子。
・フシギバナ
控えめ 181-X-103-167-120-107
本構築の後始末担当、選出率は2割とひかえめ。ダイマックス率1割。トリルが切れたあとの惨状を華麗に掃除する。キョダイ個体は今回の大会には参加できないから注意だぞ!(1敗)
掃除役が火力不足では困るので、持ち物は柔軟に対応できるいのちのたまを。
わざはタイプ一致わざであるエナジーボールとヘドロばくだん、ダイマックス時に特殊耐久を上げられる地面わざであるだいちのちから、残り1枠は晴れ時に炎わざになるウェザーボールをナットレイ対策として採用。
めちゃつよ!と思ってたけどイエブリとは微妙に相性がよくなかった。イエブリで厳しい相手はフシギバナではなくズルズキンをぶつけたほうが都合がいい場面が大半だったのである。来シーズンからはキョダイ個体の使用が可能になるのでそれに期待がかかる1匹。
・ズルズキン
勇敢 172-142-136-X-135-63
エースバーンやバンギラス+ドリュウズの並びに後出しが利く威嚇持ち、相手のワイドフォースを無効化できる悪タイプ、ダイマックスバンギラスの攻撃を耐えて後攻ドレインパンチでHPを吸い尽くす高水準の格闘タイプという三種の神器を兼ね備えた神のポケモン。選出率は9割↑、ダイマックス率2割。
持ち物はイエブリ構築で相手にしにくい対バンギラス戦を想定し、207-131バンギラスを確定1発で持っていくくろおびに。
わざはダブル御用達のねこだまし、前述のドレインパンチ、ズルズキンを見て甘えてニンフィアを出してくる輩用にじごくづき、トリル下でエルフーン他フェアリータイプ御一行様に致命傷を与えるどくづきを採用。
ワイドフォース環境を警戒し悪タイプを採用していたたくさんのトレーナーたちをカモにして撃墜数を稼ぐ姿はまるで悪魔のよう、とても頼もしい。アシレーヌをぶつけてくるのだけはやめてください。
・基本選出と立ち回り
・vsスタンダード
前)イエッサン+ブリムオン
後)コータスorズルズキンor両方(+フシギバナ)
このゆびとまれ+トリックルームで場を制圧、その後ブリムオンにダイマックスを切ってダイサイコとキョダイテンバツで相手の主力を1体ずつ落としていきます。イエッサンは初ターンで落ちることも多いので、後発のコータスやズルズキンを上手く相手にぶつけましょう。
・トリル構築or鈍足が多い場合
前)フシギバナ+イエッサン
後)コータス+ズルズキンorブリムオン
トリルを発動しなくても抜ける盤面の場合、上から攻める動きにシフトします。ワイフォとフシギバナでガンガン押しましょう。高速アタッカーと対面した場合はイエッサンをコータスに退き、ようりょくそを発動させ暴れながら後発のイエブリで後処理をします。
・相手にジュラルドンが入っている場合
前)ズルズキン+ブリムオン
後)イエッサンorコータスor両方(+フシギバナ)
ジュラルドンは特性のすじがねいりによりこのゆびとまれを無視して行動してきます。ズルズキンでねこだましを入れ相手の行動数を少しでも減らしてトリルを発動させましょう。返しのターンにジュラルドンにキョダイテンバツorドレインパンチを当てることで処理できます。先発でジュラルドンが出てこなかった場合はズルズキンはイエッサンに退くのも手です。ただしサイコフィールドを展開するとねこだましが使用できなくなるので注意。
・相手がバンギラス+ドリュウズの場合
前)イエッサン+ブリムオン
後)ズルズキン+コータスorフシギバナ
バンギラス+ドリュウズの並びはイエブリでは処理しきれないことが大半です。このゆびトリルを成功させたら、イエッサンの生死に関わらずイエッサン側はズルズキンに交代しましょう。バンギラスへはキョダイテンバツが効果抜群ですが、バンギラスは弱点保険に加入されている場合が多いので無理は禁物。場が整ってからズルズキンのドレインパンチorダイナックルで安全に処理しましょう。ズルズキンの威嚇でA1段階ダウンしたドリュウズは、手が足りない場合は放置です。
・相手がガオガエン+アシレーヌの場合
前)コータス+フシギバナ
後)ズルズキン+イエッサンorブリムオン
降参しましょう。この構築では重すぎます。
ようりょくそを駆使してなんとか先にアシレーヌを始末しておきたいところです、ガオガエンの退き先をなくすことで後発のズルズキンのいかくにより勝利の可能性が生まれます。しかしながら、よほど選出が噛み合ってないかぎり勝ち目はほぼありません。
・感想と改善点
ブリムオンはトリルが使えてワイフォを高威力のタイプ一致で撃て、さらに不利な悪タイプを等倍に持ち込むフェアリータイプということで、環境にとても合っていたと思います。流行っていたエースバーンやドラパルト、バンギラス+ドリュウズなど、あらゆる構築に対して有利に戦いを進められていたと感じました。フィールドを変えないキョダイテンバツも相性バツグン!
改善点はやはり天候の部分でしょうか、トリルの展開ターン数に対してフシギバナのようりょくそが噛み合ってないと感じる場面が多かったです。アシレーヌが重かったこともあるので、よびみずマラカッチなどの鈍足草タイプも一考の余地があると考えました。サマヨールは選出機会があまりにもなかったので、キュウコンにして晴れ始動役2枚体勢なども試してみようと思います。
あと今回のMVPは間違いなくズルズキンだったと思います。威嚇と格闘タイプが刺さる構築がたくさん見受けられたうえ、ワイフォを無力化できる悪タイプ混合は強い!ズルズキンが勝因だった対戦が15戦中8戦はありました。(でも使ってる人私以外に見たことはない。)
今回は体調が災いし最後まで戦いきれませんでしたが、予選突破を目指せるポテンシャルはあったように思いますのでまた次の機会があればがんばりたいですね。
まもるを採用していない理由や天候構築の立ち回りなどはいずれ書ける機会が来たときに話します。ランクバトルのシーズンも終盤ですが、レンタルコードも上記画像に載せておきましたのでよければ使ってみてください。